茨城県は29日、八千代町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されたと発表した。飼育している採卵鶏約110万羽を殺処分する。今季最大規模の殺処分となる。養鶏場での感染は全国で今季16例目で、同県内では初めて。
県によると、28日に養鶏場から連絡があり、簡易検査で10羽中8羽の陽性が判明。遺伝子検査で感染が確定した。県内の飼育羽数は今年2月時点で約1200万羽という。
農林水産省によると、これまで11道県で発生した15例で、計約167万羽が殺処分されている。
時事通信