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日本の再審制度、画期的な無罪判決を受けて見直される

法務省の法制審議会による協議は、早ければ今春にも始まる可能性があると地元メディアは報じた。(AFP=時事)
法務省の法制審議会による協議は、早ければ今春にも始まる可能性があると地元メディアは報じた。(AFP=時事)
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07 Feb 2025 04:02:33 GMT9
07 Feb 2025 04:02:33 GMT9

東京:日本の再審制度は、昨年の世界最長の死刑囚の無罪判決を受け、見直しの可能性があるため、法律の専門家によって精査される予定だと、関係者は金曜日に述べた。

再審法の批評家たちは、この制度は何十年もかかる困難なプロセスのため、冤罪の被害者に十分な保障を提供していないと述べている。

この制度は、運動家たちが「開かずの扉」と呼ぶほど時間のかかるもので、70年以上前に導入されて以来、変更されていない。

袴田巌さん(88)は、1966年に起きた4人殺害事件で無実が認められ、40年以上も監禁され、そのほとんどを死刑囚監房で過ごした。

袴田死刑囚は、日本の戦後史において再審が認められた5人目の死刑囚である。過去4件はすべて無罪となった。

しかし、袴田死刑囚の再審請求に対する審議は遅々として進まず、検察側の度重なる控訴によって、再審が実現するまでに42年を要した。

鈴木馨祐法務大臣が金曜日に記者団に語ったところによると、法務省は法律の専門家からなる委員会に、この制度の見直しを検討するよう依頼する予定だという。

法務省の法制審議会による審議は、早ければ今春にも開始されると地元メディアは報じている。

「準備が整い次第、法制審議会に諮る」と法務省関係者はAFPに語った。

AFP

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