
東京:日本は昨年1年間に30回、中国の無人偵察機に対応するためジェット機を緊急発進させたと軍が発表した。
北京が空軍を強化する中、前年比3倍以上に増加した。「全体的に高水準で推移している」と、吉田義秀統合幕僚長は木曜日の記者会見で述べた。
3月31日までの会計年度で、日本は外国航空機を迎撃するために戦闘機を704回スクランブル発進させた。
そのうち464回(66%)は、中国から飛来したと判明している、あるいは中国から飛来したと思われる航空機やドローンに対するもので、2023年から24年にかけての479回からわずかに減少したと、日本の統合幕僚監部は発表した。
中国から飛来した航空機のうち、30機が無人機で、前年の9機から増加した。
残りのほぼすべてをロシア機が占め、237回で、前年の174回から急増した。
ロシアと中国の軍艦は9月に日本海で合同訓練を行ったが、これはロシアのプーチン大統領が過去30年間で最大と語った海軍演習の一環だった。
日本の統合幕僚監部によれば、2024年から25年にかけての中国軍の飛行の大半は、台湾と日本の隣国である沖縄周辺の海域であった。
北京はここ数年、台湾への圧力を強めており、将来的な台湾占領の前兆と見られる軍事訓練を行っている。
8月には、中国軍機が初めて九州沖で日本の領空を侵犯した。
そして9月には、北の北海道沖で領空内を飛行するロシア軍機を撃退するため、日本のジェット機が初めて信号弾を発射した。
日本は9月にも、ロシア航空機が2019年以来初めて列島周辺を飛行した際にジェット機をスクランブル発進させた。
日本はモスクワのウクライナ侵攻後、ロシアの個人や組織に制裁を加える一方で、キエフに財政的・物質的支援を提供してきた。
火曜日、東京の防衛大臣は、米軍が情報収集能力を高めるために沖縄に長距離偵察ドローンを配備すると述べた。
AFP