
東京:外務省によると、外務省の鯰博行外務審議官とイラン・イスラム共和国の政治担当外務次官であるマジード・タフトラヴァーンチ博士は、月曜日に日・イラン外務次官級協議を実施した。
現在イランを訪問中の鯰氏は、核問題の平和的解決に向けた協議を進展させるためには、イランが建設的かつ具体的な行動を取ることが不可欠であると述べた。
また、米国とイランの最近の協議を歓迎し、国際原子力機関(IAEA)との対話およびさらなる協力の重要性を強調した。
さらに鯰氏は、日本として中東の平和と安定に向けた外交努力を今後も継続していくと述べた。
両者はイランの核問題について率直な意見交換を行ったほか、地域情勢、日・イラン二国間関係、その他の課題についても議論した。
双方は、日・イラン間の重層的な対話を継続していくことで一致した。