

東京:在日モロッコ大使館は水曜日、ムハンマド6世の即位26周年を祝った。
このイベントには、尊敬する国会議員、日本の政治家、外交官、ビジネスリーダー、政府関係者らが出席し、祝賀ムードに華を添えた。
ラシャド・ブハル大使は、ムハンマド6世の25年にわたる治世を通じて一貫して行われてきた先見性のある改革について述べ、出席者を歓迎した。これらの改革は、「近代的で、開放的で、包括的なモロッコ」の建設に重要な役割を果たし、国の経済的・社会的発展に大きく貢献し、他国のモデルとして位置づけられている。
大使はまた、日本の天皇、皇后両陛下、皇室、そして日本政府と国民に挨拶を述べた。
大使は、モロッコが特に産業とインフラストラクチャーにおいて、投資と技術革新の地域的拠点となっていることを強調した。特に、タンジェ・メド港が地中海最大の港に成長したことに言及した。また、アフリカ初の高速鉄道であるアル・ボラクの拡張についても言及した。
ブーハル大使は、モロッコがアフリカで再生可能エネルギーをいち早く導入した国のひとつであり、さまざまな高価値産業を誘致していると指摘した。また、同国は現在アフリカで有数の乗用車メーカーであり、技術力で知られる日本企業が両国の経済関係強化に重要な役割を果たしていると指摘した。
さらに、モロッコは日本と投資と貿易を促進するための覚書を交わした。国連の観光データによると、モロッコは昨年1740万人の外国人観光客を迎え入れ、2023年比で20%増加し、アフリカで最も訪問者の多い観光地となった。
日本の木内稔経済安全保障担当大臣は、国王のリーダーシップの下でのモロッコの発展を称賛した。また、近代化と社会正義を推進するモロッコの改革に対する日本の称賛を述べた。木内公使は、モロッコの政治的安定性と開放性により、モロッコが信頼できるパートナーとなり、より多くの日本の投資を誘致していると強調した。