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日本が新たに配備するイージス艦の総コストは最低でも9000億円との試算

アメリカのハワイ州カウアイ島でイージス・アショアミサイル防衛システムテスト用複合施設の設備が撮影された。(共同;ロイター経由)
アメリカのハワイ州カウアイ島でイージス・アショアミサイル防衛システムテスト用複合施設の設備が撮影された。(共同;ロイター経由)
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21 May 2021 02:05:02 GMT9
21 May 2021 02:05:02 GMT9

日本が新たに配備するイージスミサイル防衛艦の導入コスト見込みは少なくとも9000億円(82.7億ドル)であり、これは同国が昨年実施を見送った地上配備型迎撃システム2基の2倍以上になる。朝日新聞が報じた。

政府の大臣たちはまだイージス艦の費用見積もりを出していないが、費用について議会で質問されることになるだろう。朝日新聞が情報源を明かさずこう伝えた。

イージス艦の提案を知る情報筋が10月、日本は地上への配備計画を固持した場合と比べて2倍の費用をかけ、新たなイージス艦配備に最大で3年長く待たなければならないかもしれないとロイターに対し語った。

ロッキード・マーティン社の強力な新型レーダーを備えたこの船は、ミサイル攻撃に対する防衛力を強化することを目的としている。

6月に当時の防衛大臣河野太郎氏は、迎撃ミサイルブースターロケットが地元住宅街に落下する可能性があるとして、推定総コスト40億ドルの2つの陸上サイトに関する計画を一時停止した。

新しいイージスレーダーの船への搭載コストはさらに高くなる可能性がある。これは建設費や人件費、保守コストが高額になることに加えて、常時2隻の稼働を確保するために日本は迎撃ミサイルを搭載した6隻もの船が必要になる可能性があるためだ。

(1ドル = 108.8100円)

ロイター

 

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