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「天国でゆっくり休んで」=現場駅前、手を合わす人も―安倍氏銃撃から半年・奈良

警察庁は、4月の統一地方選挙を機に警備強化に向けた準備を進めている。 (シャッターストック)
警察庁は、4月の統一地方選挙を機に警備強化に向けた準備を進めている。 (シャッターストック)
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08 Jan 2023 09:01:24 GMT9
08 Jan 2023 09:01:24 GMT9

安倍晋三元首相が街頭演説中に銃撃され死亡した事件は、8日で発生から半年を迎えた。

現場となった奈良市の近鉄大和西大寺駅前には、朝から手を合わせたり、足を止めたりする人の姿が時折見られ、「天国でゆっくり休んで」と話す人もいた。

現場の交差点の一角は、ガードレールが昨年12月に撤去され、現在は工事のため金属製のパイプで区切られている。手を合わせた奈良県生駒市の無職小林晟甫さん(76)は「自分の思いを口に出して言ってくれる政治家だった。

ほんまにご苦労さん」とねぎらった。警備体制の不備については「市民の生命財産を守るのが警察の仕事だ」と指摘した。

大阪府東大阪市の飲食業岡田守彦さん(59)は初めて現場を訪れたといい、「まさかこんなところで」と声を落とした。

安倍氏について「首相在任期間が歴代最長だった」と評価し、「お疲れさま。

天国でゆっくり休んでほしい」と語った。

奈良県生駒市の無職男性(69)は事件以降、ショックで現場周辺に足を運べなかったという。

安倍氏の外交面での実績を挙げ、「(死ぬのは)早過ぎる。今こそ必要な人だった」と振り返った。

京都市の60代女性会社員は、昼前の事件発生時刻に合わせて現場を訪れ、手を合わせた。

「世界の中での日本の位置を高めてくれたと思う」と話し、「これからも活躍してほしかった。安らかに眠ってほしい」と悼んだ。

時事通信

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