
ガザ: メディアの組合と当局者は、イスラエルによるガザ市への空爆で激しい戦闘が4日目に入り、10日には4人のパレスチナ人ジャーナリストが殺害されたと述べた。
パレスチナ報道組合は声明で、最新の死者数により、7日以降の戦闘で殺害されたパレスチナ人ジャーナリストの数は8人になったと述べた。
別の組合であるガザのジャーナリスト連合は、「現在続いているイスラエルの侵攻によってガザ地区の3人のジャーナリストが殉死」と早い段階で発表している。
ハマスが運営するガザ政府メディア事務所のサラメ・マールーフ長官は、亡くなった3人をアル・ハミサ通信社のサイード・アル・タウィール所長、報道カメラマンのモハメド・ソボー氏、ガザ通信社の特派員ヒシャム・ナワジハ氏と特定した。
マールーフ長官は彼らについて、ガザ市の漁港近くにある居住用建物からの避難を報道中、攻撃によって殺害されたと述べた。そして、イスラエルの「ジャーナリストに対する犯罪行為」を非難した。
報道関係者たちは、攻撃が迫っていると警告する電話をある住民がイスラエル軍から受けた後、建物から数十メートル離れた場所に立っていた、と特派員は報じた。
目撃者によると、イスラエルの攻撃は、ジャーナリストが立っていた場所に近い別の建物に着弾したという。
その後7日には報道組合が、女性ジャーナリスト委員会のサラーム・ハリル委員長が夫と子供たちと共に殺害されたと発表した。ガザ地区北部の彼らの住居が、イスラエルの「危険な」爆撃に襲われたためである。
メディア事務所の声明は、ジャーナリストのアサド・シャムラフ氏が8日に殺害されており、2人のカメラマンが行方不明、10人のジャーナリストが負傷と発表している。
パレスチナの声明とジャーナリスト保護委員会によると、3人のジャーナリストが7日に殺害されている。
ニューヨークを拠点とするメディア権利団体は9日、写真家のイブラヒム・モハンマド・ラフィ氏、記者のモハンマド・ジャルグーン氏、そしてモハンマド・エル・サルヒ氏がそれぞれ別の事件で射殺されたと述べた。
「ジャーナリストは民間人であり、標的にされるべきではないはずです。我々は、あらゆる立ち位置の人々がそれを忘れないよう呼びかけます」と、ジャーナリスト保護委員会のシェリフ・マンスール氏は声明で述べた。
「危機的状況下では、正確な報道が極めて重要です。ガザとイスラエルからのニュースを世界に発信する上で、メディアは重要な役割を担っています」
AFP