
エルサレム:イスラエル軍は6日、ヨルダン川西岸地区で実施した強制捜索中、パレスチナ人活動家のアヘド・タミミ氏を「テロを扇動」した容疑で拘束したと発表した。
この著名な22歳のパレスチナ人活動家は、当時16歳だった2017年、故郷のナビ・サレ村で弟が拘束されたことへの抗議として2人のイスラエル兵を蹴るなどし、その様子を撮影した動画がフェイスブックで拡散。加重暴行とその他11件の容疑で拘留された過去がある。
AFP通信の取材に対し、軍報道官は次のようにコメントした。「アヘド・タミミ氏は、ラマッラー近郊のナビ・サレ村で暴力行為およびテロ活動を扇動した容疑で拘束された」
「タミミ氏は、取り調べを行うためイスラエル治安部隊へ移送した」
AFP