
ラマッラー:パレスチナ保健省によると、占領下にあるヨルダン川西岸地区北部のパレスチナ難民キャンプでのイスラエルの作戦により、27日朝、6人が死亡、数人が負傷した。
「占領軍(イスラエル軍)によって殺害された6人の殉教者と重傷を負った数人がトゥールカリムのタベット・タベット公立病院に搬送された」と同省は短い声明の中で述べた。
パレスチナの公式通信社Wafaによると、6人はイスラエル兵も配備されていたトゥールカリムの町のそばのヌール・シャムス難民キャンプへのイスラエル軍の空爆によって死亡した。
同軍はこの作戦についてコメントを求められたが、即座の回答を控えた。ラマッラーに拠点を置くパレスチナ保健省によると、ガザ戦争の勃発以来、ヨルダン川西岸地区では300人以上のパレスチナ人がイスラエル軍や入植者によって殺害されている。
イスラム協力機構(OIC)もまた、イスラエルによるパレスチナ人に対する継続的な軍事的侵略、虐殺、強制移住、破壊を強く非難した。27日にはヨルダン川西岸地区でさらに多くの命が奪われた。
また、ガザ地区全域でも女性と子供を中心に数百人が負傷者しており、保健・人道・メディア部門の施設や従事者、国連職員が標的とされ続けている。これは、安保理と総会が採択した最近の決議に対する明白な違反である。
OICはまた、イスラエルによる占領がパレスチナ市民から食糧、医薬品、水、医療、保護、その他の基本的サービスを奪い続けていることを非難した。
OICは、イスラエルによる軍事的侵略を止め、ガザ地区への十分かつ持続的な人道支援を確保し、パレスチナ市民を強制的に追放しようとする試みに対抗し、また関連する国連決議を履行して、パレスチナ人を保護する責任を負うよう、国際社会に対して改めて要請した。
AFP