ワシントン:ガザでイスラム組織ハマスによって拘束されている残りの人質の解放を実現すべく、段階的な枠組みによる合意に向けて取り組んでいる交渉官らが、ここ数週間で「実質的な進展」を遂げたと、11日にバイデン政権の高官が語った。
11日に行われたジョー・バイデン大統領とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相との45分間にわたる電話会談では、人質解放交渉が最大の焦点となった。同高官は、埋めなければならない「大きな」溝がまだいくつかあるが、「大体のことはまとまっている」と続けて述べた。
電話会談でバイデン大統領は、約130万人が「行き場のない」状態でラファに避難している現状では、米国はイスラエルによるラファでの軍事作戦を支持しないと強調した。
ロイター