
ロンドン:アンティグア・バーブーダ籍の貨物船が土曜夜、イエメン沖でミサイルの直撃を受け炎上したと、海上警備会社アンブレイが伝えた。
アンブレイは声明で「火災が発生したが、消し止められた。船はアデン湾を8.2ktの速度で南西に向かっていたが、前方のステーションにミサイルが命中した。2発目のミサイルは外れ、付近の小型ボートが艦に発砲」したため、艦は左舷に方向転換した」と発表した。
「負傷者は報告されていない」と警備会社は付け加えた。
英国海軍が運営する英国海軍諜報機関(UKMTO)は別の声明で、土曜の夜にアデン南東で事件が発生したとの報告を受け、当局が調査中であると述べた。
「船舶は注意して航行するよう勧告されている」
この攻撃は、イエメンのイランに支援されたフーシ派による、イスラエルに関連する船舶へのドローンやミサイルによる攻撃キャンペーンの中で起こった。
反政府勢力の攻撃はパレスチナを支援するためのものであると言われており、一部の船会社は、通常世界貿易の約12%を運ぶ紅海航路を避けるため、アフリカ南部を迂回するよう促している。
1月以来、アメリカとイギリスはイエメンのフーシ派への報復攻撃を開始した。
フーシ派は、米英の船舶だけでなく、イスラエルの港に向かうすべての船舶を標的にすると宣言している。
AFP