
ドバイ:イランのジャバド・オウジ石油相は水曜日、ドナルド・トランプ大統領がイラン産原油の販売を抑制する可能性が懸念される中、誰が次期米国大統領に選出されようともイラン産原油の輸出は継続すると述べた。
「米国でどのような政権が誕生しようとも、イランの原油輸出を妨げることはできないだろう」とイラン国営通信IRNAのオウジ石油相のコメントを引用して伝えた。
2018年、当時のトランプ大統領は2015年のイランとの核協定から離脱し、イランの石油部門に打撃を与える制裁を再び課した。
オウジ氏によれば、2021年にジョー・バイデン米大統領が就任して以来、イランは輸出を3倍に増やしながら、生産量を350万B/Dまで引き上げることに成功したという。
イランは中国との石油貿易を拡大している。
イランは、5月にイブラヒム・ライシ大統領がヘリコプター墜落事故で死去した後、6月28日に新大統領を選出する。
アメリカ大統領選挙は11月5日に予定されている。
ロイター