
ダボス: ヨルダンのアイマン・アル・サファディ外相は、水曜日にダボスで開催された2025年世界経済フォーラムで、中東地域に平和をもたらす上でサウジアラビアが重要な役割を果たしていると述べ、2国家による解決を呼びかけた。
アル=サファディ氏は、この地域の安全を維持する唯一の方法は、強力なリーダーシップを持つことだと述べた。
「レバノンとシリアで起きているすべてのことが、この地域にチャンスをもたらしている」
持続的な停戦がヨルダンの目下の最優先事項だとアル=サファディ氏は説明した。
「停戦を継続させることが最優先事項であり、そのためにはガザに緊急支援を殺到させる必要がある」
アル=サファディ氏は、ドナルド・トランプ米大統領とその政権が、ガザでの停戦を確実に実現させたと評価した。
イスラエルとハマスの間の人質交換を含む停戦協定は、日曜日に発効した。
この計画はもともと、ジョー・バイデン前大統領が5月にまとめたもので、バイデン氏とトランプ氏の特使による異例の共同外交の末に押し通された。
停戦の条件では、イスラエルはガザ中心部から軍を撤退させ、最初の6週間の段階でパレスチナ人の北部への帰還を許可しなければならない。
停戦16日目から、双方は第2段階を交渉することになっており、この第2段階には、恒久的な停戦とイスラエル軍の完全撤退が含まれる見込みだ。
何十億ドルもの費用と何年も続くと予想される復興は、最終的な第3段階になってから始まることになる。
15ヶ月の戦争で、ガザは瓦礫、爆撃された建物、その場しのぎの野営地の荒れ地と化し、何十万人もの絶望的な人々が冬の寒さから避難し、届く限りの援助で生活している。パレスチナ保健当局によれば、46,000人以上が死亡したという。