
サヌア:イエメンのフーシ派反政府勢力は月曜日、首都サヌアとその周辺での約10回の空爆についてワシントンを非難した。
フーシ派が運営するサバ通信は、アメリカの2回の攻撃は首都のアルバイエン通りを、もう1回は空港の道路を標的としたもので、「アメリカの侵略」とサヌアへの一連の砲撃を非難する2回の攻撃を先に報告していたと伝えた。
サバ通信によると、フーシ派政権の保健省は、サワン地区で14人が負傷したと発表した。
AFPの記者は、2014年以来フーシ派が支配している首都で大きな爆発音を聞いた。
今回の砲撃は、ワシントンの同盟国イスラエルに対するフーシ派の攻撃に続くもので、日曜日には同国の主要空港周辺を攻撃した。
反体制派によると、4月下旬のアメリカによるサヌア攻撃で8人が負傷し、北部の拠点サーダを含む他の地域での攻撃も報告された。
イエメンの大部分を支配するフーシ派は、パレスチナ人と連帯して行動していると言いながら、ガザ紛争の間中、イスラエルや紅海の海運を標的にミサイルや無人偵察機を発射してきた。
イエメンの反政府勢力は、最近のガザ戦争における2ヶ月間の停戦中、攻撃を一時停止していた。
しかし3月、彼らはイスラエルによるガザ地区への援助封鎖をめぐり、国際海運への攻撃を再開すると脅した。
この動きは米軍の反応を引き起こし、紅海とアデン湾の海運を脅かさないようにするため、米軍は3月15日からほぼ毎日空爆を開始した。
反体制派に対するアメリカの空爆は、ジョー・バイデン前大統領の下で始まったが、後任のドナルド・トランプ大統領の下で強化された。
3月以降、米国はイエメンで1,000以上の標的を攻撃したと発表している。
AFP