
エルサレム:イスラエル軍は水曜日、イラン上空で運用中のドローン1機が撃墜されたと発表した。これは、先週の戦闘開始以来、同軍が認めた初めての損失だ。
軍当局は声明で、ドローンは地対空ミサイルに撃墜され、イラン国内に墜落したと述べた。
「負傷者はなく、情報漏洩の危険もない」と付け加えた。
イランの国営テレビは、中央部の都市イスファハンで、イスラエル空軍の武装ドローン「ヘルメス」の残骸とみられる映像を放送した。
イスラエル空軍は先週金曜日から毎日、イランへの空爆を続けており、特にミサイル基地やその他の軍事施設、核関連施設を標的としている。
軍事報道官のエフィー・デフリン氏は、イスラエルは「数十機の各種航空機」を投入した空爆で「イラン上空で自由に活動している」と主張した。
「私たちはイラン国内の任意の地点への攻撃を継続する。抵抗はあるが、私たちは空を支配しており、その支配を維持し続ける」と、水曜日のテレビ記者会見で述べた。
イスラエル軍は月曜日、テヘラン上空で「完全な制空権」を確保したと発表した。
軍が先に発表した声明によると、水曜日の朝、50機以上のイスラエル空軍戦闘機がテヘラン周辺で空爆を行い、ウラン濃縮遠心分離機の生産施設などを攻撃した。
AFP