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ガザの11歳のラッパー、戦争と苦難をラップで歌い共感を生む

ガザ市の学校でラップを披露する11歳のガザのラッパー、アブデル・ラーマン・アル・シャンティが、ほかの生徒たちに囲まれている。2020年8月16日撮影。(ロイター通信)
ガザ市の学校でラップを披露する11歳のガザのラッパー、アブデル・ラーマン・アル・シャンティが、ほかの生徒たちに囲まれている。2020年8月16日撮影。(ロイター通信)
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18 Aug 2020 05:08:37 GMT9
18 Aug 2020 05:08:37 GMT9
  • 私は、私たちの苦難をあなたに伝えるためここにいる。街の通りは破壊され、庭には爆弾が落ちた。

ガザ:ガザのラッパー、アブデル・ラーマン・アル・シャンティはまだ11歳だが、パレスチナ人居住地での戦争と苦難についての彼のライムは多くの人々の心を動かしており、彼が「平和と人間性についてのメッセージ」と呼ぶものを英語で伝えている。

ガザ市の学校の外で、同じ制服を着たクラスメートに囲まれながらラップをするアル・シャンティの動画は、ソーシャルメディアで数十万もの再生回数を集め、イギリスの人気ラッパーであるローキーにもシェアされた。

「私は、私たちの苦難をあなたに伝えるためここにいる。街の通りは破壊され、庭には爆弾が落ちた」は彼の歌「ガザメッセンジャー(Gaza messenger)」にある歌詞だ。イスラエルとハマスの間で起きた壊滅的な戦争をほのめかしている。

彼の母語はアラビア語だが、シャンティのラップは流暢でなまりのない英語で歌われる。彼のラップの技術は、エミネム、2パック、DJキャレドを含むアメリカのラッパーの曲を聴くことで磨かれたという。

「私はエミネムのようになりたいです。ただし、彼のスタイルをコピーしているのではなく、私は自分のスタイルを持っています。しかし、彼は私のお気に入りのラッパーであり、私のアイドルです」と、彼は携帯電話のアプリを通じて歌詞を書き、ラップビートを作曲しながら、ロイター通信に英語で語った。

彼のもう1つの曲「平和」は、2008年から2009年に起きたイスラエルとの戦争を思い起こさせる。「私はガザ市で生まれた。生まれてから最初に聞いたのは銃声。最初の呼吸で火薬の臭いを味わった」と歌詞は言う。

アル・シャンティは、経済学者が沿岸地域の貧困が急増していると非難するイスラエル主導の封鎖によってガザにもたらされた課題に光が当てられるのを願うと語る。イスラエルはこの封鎖について、ハマスの脅威を理由に挙げている。

ロイター通信

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