
ドバイ: イスラエルは、日曜日からコロナ関連の制限措置をさらに緩和すると発表した。全国日刊紙エルサレム・ポストが伝えた。
記事によれば、緑、黄、オレンジの都市の7年生から10年生までの生徒たちが、対面授業を受けられるようになる。
国のコロナ関連のいわゆる「交通システム」は、「緑」の都市を感染者数の最も低い都市と特定し、「黄」が次に感染率の低い都市、続いて「オレンジ」、「赤」となる。
また国は、カフェ、レストラン、ホテルを利用する人々に、グリーンパスの提示を義務付けている。グリーンパスは、2度のコロナワクチン接種を受けて1週間以上経過した人であれば、保健省を通して誰でも取得できる。
ただし、「接種が許可されていない16歳未満の子供たちが接種済みの親に同伴することはできない」と記事は付け加えている。
グリーンパス保持者は、カフェやレストランへ入店し、屋内でも屋外でも自由に席を選ぶことができる。非保持者は屋外の席のみが許される。ホテルも再開し、パスの保持者は幅広いアクティビティーの利用が可能となる。
空港では、イスラエルに入国できるのは1日につき3000人のイスラエル国民のみとなる。
新規到着者は隔離措置が義務付けられ、コロナ検査の陰性結果の提示と、到着時の検査が必須となる。
一方で、「コロナウイルス知識・情報センター」は、イスラエルでは日々人口の5%が陽性結果を示しており、感染拡大再発の恐れがあると警告している。
保健省によると、490万人以上の国民が少なくとも1回のワクチン接種を受けており、そのうち360万人はすでに2回目の接種を済ませている、
12月に接種運動が開始されて以来、国内900万強の人口のうち半数以上が、推奨される2種、ファイザー社あるいはバイオンテック社のワクチンを接種した。
イスラエルは79万6000人の感染を記録し、そのうち死者は5800人となっている。
アラブニュース/AFP