
モハメド・アブ・ザイド
カイロ: エジプトは先進的な軍備システムを誇り、自国を防衛することができると、国防相のモハメッド・ザキ中将は軍事演習に際して述べた。
またザキ大臣は、西部軍管区の部隊が軍の主要部門と協力して行った、実弾を用いたラード32作戦の最終段階で、国軍はいかなる状況下においてもあらゆる任務を遂行できる専門的な人員を備えていると付け加えた。
ザキ大臣は演習のレベルの高さを称賛し、国軍はすぐれた戦闘即応性と訓練のおかげで、計画された任務について、高い専門性をもって遂行できたと述べた。
今回の作戦には、同国の空軍の支援を受けて攻撃を展開する軍事作戦の統括も含まれていたと、政府高官は述べている。
また軍事訓練では、戦闘隊形のすべての要素と完全に一体となって攻撃を実行した装甲部隊と機械化歩兵が、敵の防御を突破して交戦し、敵を破壊したと述べた。
今回のラード32訓練の最終段階は、エジプト軍の野戦能力と戦闘能力のレベルの高さと、様々な武器や装備のための最新の制御・誘導システムの使用を実証したと付け加えた。
ザキ大臣は、今回の作戦について、参加した部隊の戦闘即応性の高さと、最新の協力体制や技術・管理体制を駆使し、演習中にあらかじめ計画された作戦と緊急の作戦の両方を実行する能力を示すものであると述べた。