
アラブニュース
リヤド:ティム・レンダーキング米イエメン担当特使は、イエメンの停戦を支援する外交努力を継続するため、サウジアラビアとヨルダン、両国の首都を訪れている。
25日に始まった今回の訪問は、イエメンが重要な議題として取り上げられた、ジョー・バイデン米大統領による先日のジェッダ訪問に続くものだ、と米国務省は声明で発表した。
「国連特使や地域のパートナー、イエメンのパートナーと緊密に連携しながら、レンダーキング特使は、和平の推進を支援するための努力を続けるだろう」とその声明には書かれていた。
レンダーキング特使が関与することで、「現在の停戦協定の拡大・延長・更新に焦点が当てられるだろう。それらにより、イエメンの人々にすでに届いている具体的な利益がさらに拡大し、より包括的・包摂的な和平プロセスや恒久的な停戦に進むことになる」
イエメンの停戦は4月に初めて発効し、6月に2カ月延長された。停戦は8月2日に失効するが、国際社会は延長を強く望んでいる。
米国は「全当事者に対し、イエメンの人々のために、戦争と破壊の継続よりも平和と復興を選択するよう」呼びかけた。