アラブニュース
ドーハ:カタールは、ヨルダンとレバノンにいる約10万人のシリア難民に食料、医薬品、避難所を提供するために260万ドルを提供する。
カタール開発基金(QFFD)は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)を通じて、初冬に、ヨルダンにいる1万3500人以上のシリア難民とレバノンにいる8万2400人近くのシリア難民に対する現金支援を行うことに合意した。
QFFDのハリファ・アル・クワイリー事務局長は、「QFFDは、世界中で高まり続ける人道的ニーズに対応するための努力を惜しみません」と語る。「冬の到来により、緊急に支援を必要としている人々への取り組みが一層重要なものとなっています」
「QFFDはUNHCRとのパートナーシップを誇りに思っており、誰一人として取り残されることのないよう、今後も協力していくことが重要だと考えています」。
2010年以来、カタールの政府および団体は、紛争の影響を受けた人々、特に自国から避難している人々に3億7300万ドルの援助を行ってきた。