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米軍によるシリアでの親イラン派への攻撃による死者は19人に–戦争監視団

シリア北東部の辺鄙な戦闘拠点から米軍部隊を輸送中、日没とともに離陸する米軍CH-47チヌークヘリコプター。(AFP)
シリア北東部の辺鄙な戦闘拠点から米軍部隊を輸送中、日没とともに離陸する米軍CH-47チヌークヘリコプター。(AFP)
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26 Mar 2023 12:03:12 GMT9
26 Mar 2023 12:03:12 GMT9

ベイルート:シリア戦争監視団が25日に発表したところによると、シリア東部の親イラン派施設への米国の空爆による死者は19人に上り、米国とイラン系勢力の間で、ここ数年で最も激しい応酬が行われている。

米国人請負業者1人が死亡し、別の1人が米軍5人と共に負傷した23日の無人機による攻撃に対し、米国はシリア東部で報復攻撃を行った。米国政府は、この攻撃はイラン側に発端があると述べた。

英国に拠点を置くシリア人権監視団によると、イランの革命防衛隊に密接な関連を持つグループがシリアで使用しているとされる施設に対する米国の報復攻撃により、合計19人が死亡したという。

戦争監視団によると、空爆により、シリア軍3人、政府派民兵のシリア人戦闘員11人、政府派に属する非シリア人戦闘員5人が死亡したという。

同監視団のラミ・アブデル・ラーマン代表は、外国人の国籍は特定できなかった。ロイター通信は、この犠牲者数を独自に確認することはできなかった。

最初の交戦が、一連の報復攻撃のきっかけとなった。当局によると、別の米軍兵士が負傷し、現地情報筋によると、米軍のロケット弾がシリア東部でさらに多くの場所を攻撃した疑いがあるという。

ジョー・バイデン大統領は24日、米国は米国人を守るために「力強く行動する」とイランに警告した。

イランは、12年にわたるシリアの紛争において、バシャール・アサド大統領の主要な支援者であった。

レバノンのヒズボラや親テヘラン派のイラク人グループなど、イランの代理民兵はシリアの東部、南部、北部の一帯と首都周辺の郊外に勢力を保っている。

シリアにおけるテヘランの勢力拡大は、イスラエルによる定期的な空爆を引き起こしているが、米国による空爆はよりまれである。米国は、イランの無人機計画について警戒を強めている。

ロイター

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