• サウジ外相は、イスラエルの姿勢は「過激主義と和平拒否」を示していると述べた。
• 閣僚はアンマンでパレスチナのマフムード・アッバース大統領とビデオ会議を行った。

アラブニュース

カイロ：サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外相は、イスラエル政府がアラブ諸国の閣僚のヨルダン川西岸地区訪問を拒否したことについて、「過激主義と和平拒否」を示したと述べた。

同外相は、ヨルダン、エジプト、バーレーンとの共同記者会見で述べた。

ヨルダン川西岸地区への訪問を禁止したイスラエルの「傲慢」な決定と、和平努力の拒否を非難した。

ガザに関するアラブ・イスラム合同臨時首脳会議によって任命された閣僚委員会のメンバーは、ガザ地区での停戦努力と戦後計画について話し合うため、本日未明、アンマンでヨルダンのアブドゥラー2世と会談した。

アブドゥラー国王と閣僚たちは、アル・フセイニヤ宮殿での会談で、パレスチナ人が権利を確保し、2国家解決による和平を達成するための国際的支援の重要性を強調した。

サウジアラビア、エジプト、ヨルダン、バーレーンの外相とアラブ連合事務総長で構成される閣僚委員会は、日曜日にアンマンで、パレスチナのマフムード・アッバース大統領と副大統領のフセイン・アル＝シェイク氏、首相兼外務大臣のモハマド・ムスタファ氏とビデオ会議を行った。

ヨルダンのアイマン・アル・サファディ外相は、土曜日に委員会の訪問が阻止された後、「イスラエル政府は地域の和平の可能性をすべてつぶし続けている」と述べた。

ファイサル・ビン・ファルハーン王子も同様の感想を述べ、パレスチナ自治政府は、いかなる解決も望まない当事者に直面しながらも、その職務を遂行し続けていると付け加えた。

バドル・アブデラティー・エジプト外相はヨルダン通信に対し、ヨルダンとエジプトは、パレスチナ人をガザ地区とヨルダン川西岸地区から追い出そうとするイスラエルの計画すべてに強く対決していくと述べた。

土曜日、イスラエルは日曜日に予定されていたパレスチナの行政首都ラマッラーでの会議を許可しないと述べた。

参加者はまた、サウジアラビアとフランスが共同議長を務め、東エルサレムをパレスチナの首都とする1967年の国境線に基づく2国家解決策を推進することを目的とした、今年6月にニューヨークで開催されるハイレベル国際和平会議の準備についても話し合った。

委員会は、エジプト、カタール、米国が主導する停戦努力への支持を再確認し、イスラエルに対し、無制限の人道的アクセスを許可し、ヨルダン川西岸地区でのエスカレーションを停止するよう求めた。

また、停戦後にカイロで開催されるガザ復興会議の重要性も強調した。

閣僚たちは、イスラエルが彼らのラマッラー訪問を妨害したことを、外交規範違反だと非難した。

アッバース議長は、委員会の努力を歓迎し、改革、和平、非暴力への政府のコミットメントを繰り返し、国際的な支援と差し止められたパレスチナ資金の解放を求めた。