
アラブニュース
・報告結果では、国連安保理常任理事国である米国、ロシア、中国、英国、フランスの5カ国を抜いて、サウジアラビアが1位となった。
ジッダ:安全保障に関する国際的な指標によると、サウジアラビアは国連安全保障理事会の常任理事国5カ国を上回り、最も安全な国としてトップに立った。
この結果は、世界競争力報告2019、および持続可能な開発目標指数2020に含まれている5つの安全指標を基に公表された。
サウジアラビアは、国連安全保障理事会の常任理事国5カ国を抜き、G20の中で中国とカナダを抜いて1位となり、今年の「夜間に一人で歩いている時に安全だと感じる」指標では中国と米国を抜いて1位となった。
また、治安や法と秩序の執行に対する信頼度を測る、「警察の仕事に対する市民の信性度指数」でもサウジアラビアが1位となった。
また、法の執行および、秩序と安全を実現の成功に対する国民の信頼性を測定する指標「警察の仕事の信頼性指数」でも第 1 位となった。サウジアラビアは G20 の中でトップに立ち、この指標でも国連安全保障理事会の常任理事国 5 カ国を上回っている。
サウジアラビアは、世界競争力報告によって発表された2019年の安全性指数では、G20諸国の中でオーストラリアと日本に次いで3位で、その後にカナダ、韓国、フランス、ドイツが続くかたちとなった。また同指数では、国連安全保障理事会の常任理事国5カ国をも上回った。
世界経済フォーラムが発表した「世界競争力報告」によると、サウジアラビアは国際競争力の観点で3つ順位を上げ36位となったこと分かった。同報告では、サウジアラビアは非石油部門の成長が期待される中で経済の多角化を急速に進めており、今後数年の間に官民ともに鉱業以外へ一層の投資が行われることが示されている。
今回の報告で評価しているのは、サウジアラビアが構造改革の実施に強くこだわっていること、通信技術の幅広い普及、そして特に特許登録の分野におけるイノベーションへの高いポテンシャルだ。
毎年発行される「世界競争力報告」は政治家、ビジネスリーダー、株主が進捗状況を評価すべく、長期的な尺度で最適な政策と実践を見極める助けとなることを目的としている。