
アラブニュース
ドバイ:サウジアラビアのサルマン国王は、湾岸協力会議(GCC)の加盟国首脳を来年1月5日にリヤドで開催される第41回首脳会議に正式に招待した。
GCCの声明によると、招待状はGCC事務総長のナーイフ・ファラー・アル・ハジュラフ博士を通じて送られた。真っ先に招待状を受け取ったのはUAEのハリーファ・ビン・ザーイド・ビン・スルターン・アール・ナヒヤーン大統領で、UAEの副大統領でドバイの支配者でもあるシェイク・モハメド・ビン・ラシッド・アル・マクトゥーム殿下も受け取っている。
「湾岸諸国の指導者の皆様には、首脳会議の開催に毎年コミットしていただいておりますが、特にこの過去に類を見ないような時に協力していただいているということ自体が、GCCの強さ、湾岸諸国の人々に対し義務を果たそうという皆様の信念、そして皆様が加盟国間の協力や統合を高めようと一意専心していただいていることの証であります」とアル・ハジュラフ博士は声明の中で述べている。
「世界的なパンデミックを背景にGCCが50周年を迎える今日、その史上において、加盟国間の貿易や経済統合を促進するというGCCの使命がここまで重要だったことはありません」
「GCCは、湾岸諸国の人々の大志を満たし、加盟国と国際社会間の統合および相互の繋がりを強化し、貿易を拡大することに、引き続き力を入れていくつもりであります。両陛下と殿下、GCC諸国の指導者の皆様におかれましては、湾岸協力のさらなる強化に向けた、たゆまぬご尽力に感謝いたします」