


ヘブシ・アル・シャマリ
リヤド:サウジアラビア国防省は木曜日、初めてとなる「戦略的コミュニケーション・フォーラム」をリヤドで開催した。本フォーラムは、国防省の変革プログラムの目的を達成するため、国防省でコミュニケーションを担当するすべての職員に向け、目標とするオペレーティング・モデルに対する理解を促進することを目的に開催された。
ハリード・アル・ビヤリ国防副大臣(執行担当)の支援を受けて開催された本フォーラムは、国防省内外のコミュニケーションを向上させ、現代のメディアアプリケーションやその実施に対応することを目指す同省の取り組みの一環として実施された。
本フォーラムでは、「アハメド・ビン・サルマン王子応用メディア・アカデミー」が提供する、クリエイティブなコンテンツ制作、ソーシャルメディア向けの動画制作、イベント管理など、コミュニケーションに関連するテーマで様々なワークショップが開催された。参加者には、サウジアラビア軍、統合軍、サウジアラビア軍の健康サービス部門の関係者やコミュニケーションの専門家などが含まれていた。
アル・ビヤリ氏は本フォーラムの中で、戦略的コミュニケーションについて、国防省は卓越したパフォーマンスを達成するための重要なアプローチと捉えていると述べた。
アル・ビヤリ氏は、「重要なメッセージの発信を計画するという点において、コミュニケーションに戦略的な価値を加えることにより、メディアの実践をより高度なレベルに引き上げることができます」と述べ、「テクノロジーの急速かつ頻繁な進歩により、国防省に限らず、すべての組織にとって、コミュニケーションを戦略的に考えることが不可欠となっています」と語った。
本フォーラムで基調講演を行った戦略問題担当副大臣のアハメド・アリ・アスィーリー氏は、国防省のメディア活動における戦略的コミュニケーションの重要性を強調した。アハメド・アリ・アスィーリー氏は、業務の質と効率を確保するためには、すべての職員が最新の情報を正確かつタイムリーに受け取ることが必須であると述べた。
さらに、戦略的なコミュニケーションは、国防省の活動について正しいメッセージを発信ために不可欠であると加えた。
同省の戦略的コミュニケーション・メディア局の局長を務めるアブドゥラフマン・アル・スルタン氏は、同局の役割、組織構造、運営モデルの背景にある戦略について発表を行った。