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成長へのグローバルな阻害要因がリヤドのイベントのトップの議題となった

モハンマド・アルジャダーン
モハンマド・アルジャダーン
07 Dec 2019 05:12:04 GMT9
  • 技術職を生み出す上での公共部門と民間部門の役割が分析された

アラブニュース

リヤド:サウジアラビアが世界のリーダーのG20サミットの議長国を務める準備としての最初の公式イベントを開き、木曜日には経済成長と雇用創出のための新たな機会を生むためのグローバルな課題の克服がトップの議題となった。

リアドで開かれたサウジG20の財務トラックのシンポジウムへの派遣団を歓迎して、王国の財務大臣であるモハンマド・アルジャダーン氏は、成長の果実が皆に共有されるように機会へのアクセスを改善することが重要であることを強調した。

サウジアラビアが議長国となる来年のサミットが近づいており、G20メンバー国、招待国、国際機関、学会および民間部門から約300人の代表がセミナーに出席した。

サウジアラビア通貨庁(SAMA)の長官であるアーメド・アブダルカリム・アルコリフィー氏は、女性、若者、中小企業が直面する障害に特に焦点を当てて機会へのアクセスと経済成長との関係を探ることを含めたセッションに参加した派遣団の一人であった。

参加者はまた、雇用を創出するために技術とイノベーションを活用する上での公共部門と民間部門の役割と持続可能で包含的な成長を促進する方法についても議論した。

さらに、シンポジウムは、技術、イノベーションおよび持続可能な職業、女性と若者の地位向上に力を入れている王国のビジネス、NGO、政府機関からの展示を見る機会を参加者に提供した。 

別の会議では、G20メンバー国のリーダーの正式な代表者であるG20のシェルパが、王国の議長の下でサウジの首都に初めて集まった。

「みんなのための21世紀の機会の実現」を目指した議論を始めるために国際機関、地域機関とともに招待国も彼らに加わった。

シェルパの中心となる役割は、一年を通して王国が主催する一連の会議で政策の議論を進展させ、リアドで来年11月21日から22日に開かれるG20のリーダー・サミットへの道を開くのに役立てることである。サウジアラビアは、中心的な政策論議を先導するために対話のプロセスを促進する予定である。

会議の議長を務めたサウジのシェルパであるファハド・アルムバラク氏は、次のように語った。「G20は現在ある課題と起こりつつある課題を克服し、一緒になってグローバルな挑戦に取り組み、世界をみんなにとってより良い所にする責任がある。」

議長職にある1年間、王国は、共通の課題に対処するためのソリューションについてコンセンサスを形成することによって、G20の過去の成果を踏まえ、またリーダー間の協働の精神を反映するつもりである。

シェルパは、デジタル経済に強く焦点を当てイノベーションと技術の発展の恩恵を共有する長期的で果敢な戦略を採用することによって新たな領域を形成する方法についても話し合った。 

シェルパの会議は、2020年のG20議長年の目的に焦点を当てたものであった。

最初の目的は、人、特に女性と若者に、彼らが生活し、働き、活躍するのに適した状態を生み出すことにより、自立する能力を与えることであった。グループの議論には、みんなのための機会へのアクセス、持続可能な開発目標、貿易と投資、金融包摂、雇用、健康、教育、観光と女性の社会進出に関連した政策に関するものがあった。

環境を保護するために結集した力を醸成することにより地球を保護することを目指し、気候、水、食料、エネルギーについての議論も行われた。

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