
リヤド: イエメンでジェンダーに基づく暴力に苦しんでいる、女性と女児の保護とエンパワーメントを目指すプロジェクトを審査する最終協議に、サルマン国王人道援助救援センター(KSrelief)は最近オンラインで参加した。
このセンターから出席した、KSreliefで支店部門長を務めるMubarak bin Saeed Al-Dossari氏が言うには、センターが提供したプロジェクトにより、73の国から1億1400万人の女性に援助が行われ、費用は総額で約5億3400万ドルだった。
センターの人道的活動は、国連組織や地元・国際NGOなど、175のパートナーの協力があって実行されたとDossari氏は言う。
センターが提供したプロジェクト及びプログラムは、受益者とその個々人の状況に応じて変更されたとDossari氏。
2015年の設立以来、KSreliefは救済と人道的活動の代表的中心で、サウジアラビアの価値を世界へ発信してきたと、Dossari氏は付言した。
知識ベースの持続可能性を確実に実現することが、UN Womenと協力する中でセンターが得意とすることで、それはセンターとUN Womenが保護とエンパワーメントを進めている紛争状態にある地域において特にそうである、とDossari氏は述べた。
プロジェクトへの資金提供と、女性の支援・保護センターの効率を上げることを目標とする、7つのトレーニングマニュアルの国際標準に従った計画について、UN Womenイラク・イエメンのDina Zorba代表はKSreliefに感謝の意を示した。
本プロジェクトの目的は、女性の保護・エンパワーメントのためのセンターを設立することと、アデン州とタイズ州での、ジェンダーに基づく暴力に苦しむ女性向けの保護プログラムを提供する活動家を訓練することだ。
また、知識ベースの持続可能性を確実に実現させるための、教材開発もしようとしている。
SPA