アラブニュース
ドバイ: リヤドでの2030年の国際博覧会(万博)開催を目指すサウジアラビアへの支持を表明した国々に、新たにキューバが加わった。
サウジアラビアのアーデル・アル・ジュベイル外務大臣とキューバのウラジミール・ゴンザレス特使との最近の会談で、ハバナは「2030年国際博覧会の開催地としてサウジアラビアが立候補したことに対し、キューバ共和国の支持を公式に表明した」という。
また、キューバ政府の公式声明は、この会談が 「二国間関係、特にリヤドのキューバ外交団の任務と健康分野での協力に関連した問題を扱った」と述べている。
サウジアラビアは、12 月にパリで開催された博覧会国際事務局のバーチャル総会に参加し、立候補のプロセスを開始した。このプロセスは5段階に分けて行われ、2023年末に投票が行われる。
It the recent meeting with the Minister of State for Foreign Affairs of the Kingdom of Saudi Arabia,@AdelAljubeir, @SafirCubaArabia officially communicated the support of the Republic of Cuba for the Saudi candidacy to host the Universal Expo 2030. 🇨🇺🤝🇸🇦 pic.twitter.com/2f9OWLa9zk
— EmbaCuba Arabia Saudita (@EmbaCubaArabia) May 21, 2022
サウジアラビアは昨年末に正式な招致活動を開始し、すでに複数の国際的な支持を得ており、2030年国際博覧会の開催地の有力候補として浮上している。サウジアラビアが提案するテーマは、「変革の時代。地球を先見性のある明日に導く」である。
世界的なイベントの開催地として、サウジアラビア、韓国、イタリア、ウクライナ、ロシアの5カ国が競い合っている。
The #RCRC announced the launch of the global campaign for the capital’s bid to host Expo 2030, during a dazzling closing ceremony at the Kingdom’s pavilion at #Expo2020 #Dubai#Riyadh_Expo2030
— الهيئة الملكية لمدينة الرياض (@RCRCSA) March 29, 2022
For more details, please visit:https://t.co/aDN5bavGJR pic.twitter.com/w3F03Jdlwl
ナイジェリア、モーリシャス、ケニア、ザンビア、ジブチ、モロッコ、カメルーンなどの国々は、サウジアラビアのイベント開催への招致を全面的に支持することを誓っている。イスラム協力機構は、リヤドの2030年万博招致を支持することを表明した。
直近の国際博覧会は、2021年10月1日から2022年3月31日までドバイで開催され、その次は2025年4月から10月まで日本の関西地方、大阪で開催される予定である。