
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアの外相は、ロシア・ウクライナ危機を終結させ、安全保障と安定を実現するための政治的解決を目指す努力をサウジは支持すると述べたと、国営サウジ通信が報じた。
31日にリヤドで行われたロシアのセルゲイ・ラブロフ外相との会談の中で、ファイサル王子は、サウジにはこのような解決に貢献するために必要な努力をする用意があると述べた。
同外相は、国際法の基礎に基づくロシア・ウクライナ危機に対するサウジの立場を確認した。
サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外相は、リヤドでロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と会談した。(国営サウジ通信)
両大臣はまた、地域と世界の最新の情勢とそれに関して行われている取り組みについて意見交換したのに加え、両国の二国間関係とその強化方法を検討した。
ラブロフ外相はまた、リヤド訪問中に、イスラム協力機構のフセイン・イブラヒム・タハ事務局長とも会談したと、ロシア外務省は発表した。
31日にはこれに先立って、キング・ハーリド国際空港でサウジのワリード・ビン・アブドゥルカリム・アル・クライジ外務副大臣の出迎えを受けた。
サウジのワリード・ビン・アブドゥルカリム・アル・クライジ外務副大臣によってリヤドへと迎えられるロシアのセルゲイ・ラブロフ外相。(国営サウジ通信)
ラブロフ外相はまた、31日にバーレーンも訪問し、バーレーンのサルマン・ビン・ハマド・アル・ハリーファ皇太子と会談したと、バーレーン通信は報じた。