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サウジアラビアのナイーフ大学とインターポールがバイオセキュリティ会議を開催

会議には、インターポールのCBRNE・脆弱性ターゲット担当アシスタントディレクターのキャサリン・コルサルト氏と、インターポール事務総局の中東・北アフリカ担当調整デスク長のアリ・アル・カライレ氏が出席した。(供給写真)
会議には、インターポールのCBRNE・脆弱性ターゲット担当アシスタントディレクターのキャサリン・コルサルト氏と、インターポール事務総局の中東・北アフリカ担当調整デスク長のアリ・アル・カライレ氏が出席した。(供給写真)
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16 May 2023 06:05:19 GMT9
16 May 2023 06:05:19 GMT9
  • NAUSSの対外関係担当副学部長ハーリド・ビン・アブドゥルアジーズ・アル・ハーファシュ氏は、大学はベストプラクティスと専門知識をアラブ諸国に移転することで、アラブの国際安全保障協力を強化することに取り組んでいると述べた

アラブニュース

リヤド: バイオセキュリティに関する地域作業部会の会合が月曜、フランスのリヨンにあるインターポール本部で始まった。

インターポールのバイオセキュリティに関する取り組みの一環として、ナイーフ・アラブ安全保障科学大学(UAUSS)とインターポールが5月15日から17日まで開催しているこの会議は、湾岸協力会議諸国における生物学的事象とバイオテロの検知および対処について話し合うことを目的としている。

会議には、インターポールのCBRNE・脆弱性ターゲット担当アシスタントディレクターのキャサリン・コルサルト氏と、インターポール事務総局の中東・北アフリカ担当調整デスク長のアリ・アル・カライレ氏が出席した。

その他に、アラブ6カ国の民間防衛機関や国家安全保障機関、保健関連省庁、赤新月社、検察庁、国境警備局、国際機関、軍隊から、55名の専門家が参加した。

NAUSSの対外関係担当副学部長ハーリド・ビン・アブドゥルアジーズ・アル・ハーファシュ氏は、大学はベストプラクティスと専門知識をアラブ諸国に移転することで、アラブの国際安全保障協力を強化することに取り組んでいると述べた。

今回の会議は、アラブ諸国や世界中の犯罪との闘いに貢献する共同プログラムを実施している、インターポールとの協力関係の枠組みの中で開催されたと、アル・ハーファシュ氏は話した。

さらに、アル・ハーファシュ氏は、今回の会議はこれまでの会議の目的を引き継ぐものであり、バイオテロを含む自然発生的、偶発的、または意図的な生物学的事象に対処するため、各国の法執行機関の準備態勢を強化することが目標であると付け加えた。 

また、この会議は、内部手続きや国家計画に基づく地域協力のための標準的な運用手順を明確にし、各国法執行機関の間の連携を強化することも目指している。

アル・ハーファシュ氏は、生物学的事象に対処するために、複数機関の連携や情報交換、能力開発を実現すると共に、取り組みの長期的な成果を支える上での各地域機関の役割について議論することも目的であると付け加えた。

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