

ドバイ:ラマダンの期間中、ドバイのオープン・アート&カルチャー・スペース、アルサーカル・アヴェニューでは、写真の暗室技術をミックスした無料のコミック制作ワークショップを開催し、参加者が創造的な方法でストーリーに命を吹き込むのを支援する。
参加者は、3つのパートからなる1ページのコミックを作るために、ビジュアル・ストーリーテリングの基礎を学ぶ。コンセプトを練り上げたら、アナログショップ「アナログ・ザ・ルーム」の暗室でプリントする。暗室のテクニックは、明るさやコントラストを変えるのに役立ち、マンガにユニークなひねりを加える。
「Comics Through Light(光を通したコミック)」と題されたこのワークショップは、いくつかのインディーズコミックを出版しているUAEのコミックアーティスト、モハマド・アルシャイバニ氏が講師を務める。
「このワークショップは、写真とコミックをミックスするという私のアイデアに基づいています」と彼はアラブニュース・ジャパンに語った。「アルサーカル・アヴェニューから)与えられたコンセプトは、パターンを中断するというものでした」
「このような化学的プロセスを使うことで、明るくしたり暗くしたり、背景やキャラクターに関して様々な実験ができます」と彼は付け加えた。
アルシャイバニ氏は、ワークショップの魅力はその予測不可能性にあると語った。「結果がどうなるかは想像できない。重要なのは、予定にないもの、ユニークなもの、奇妙なものになるということです」
4歳の時にアニメを通して漫画に出会ったというこのアーティストは、ワークショップが初心者にも優しいものであることを教えてくれた。「技術の有無は関係ない。棒人間でもできますし、手に取ることができるでしょう」と語った。
全3回のワークショップのうち、最初のワークショップは土曜日に行われ、約20人が参加して成功を収めた。
アラブニュース・ジャパンの取材に対し、参加者の一人は「ワークショップは本当に楽しく、インタラクティブでした。みんなでアイデアを出し合いながら、自分のアイデアにも取り組めるのがいい」といった、
残り2回のワークショップは3月16日と23日に開催される。参加者は事前に登録する ことで参加できる。