アラブニュース・ジャパン
東京—- 12月2日、18.58平方キロメートルの神津島村が、東京都の東京宝島プロジェクトの支援を受け、東京発の国際星空保護区の認定を受けた。
「星空保護区認定制度」は国際ダークスカイ協会(IDA)の認定制度だ。同協会は米国アリゾナ州に本部を置くNPOで、光害のない夜空を保護・保存する取り組みを称えることを目的としている。
神津島の前田弘村長と認定機関のプログラムマネージャーは、神津島の「『国際星空保護区』認定は私にとって非常に重要であり、未来の世代のために神津島の美しい星空を保護することをお約束します」と話した。
このプロジェクトは日本で2番目に認定された国際星空保護区で、多くの観光客に来てもらい、星空ツアーを楽しんでもらえるように、観光客の受け入れ体制を改善する予定だと前田村長は請け合った。
IDA星空保護区プログラムマネージャーのアダム・ダルトン氏は、「神津島村の保護された星空は、東京から船でわずか4時間の場所にあり、都会に住み、宇宙のすばらしさを体験するために島を訪れる多くの人々が間違いなく刺激を受け、心を打たれることでしょう」と話した。
ダルトン氏は、同プロジェクトが岩崎電気株式会社と東京都の提携による支援を受けており、「島に設置するために、星空に適した独自の新しい照明設備を開発しました。革新的な活動によって、承認申請者の取り組みがいかに大きなものであるかがわかります」と述べた。
これはこの制度の5つの分類の中のひとつであり、神津島村の他に、沖縄県の西表石垣国立公園も認定されている。