



アシール・バシュラヒール リヤド
サミー・クラーク氏、ささきいさお氏、水木一郎氏というアラブと日本のレジェンドが人気番組の有名な曲をアニメファンに届け、3日間のアニメエキスポは華々しく幕を閉じた。
演奏にはエジプトのChromatic Orchestraが参加し、巨匠、サイフ・アル・アザンの指揮で懐かしい曲を演奏した。
水木一郎氏がステージに上がり、マジンガーZ、アストロガンガーの曲を歌うと、ファンの歓声が壁にこだまし、「アニキ」コールも聞かれた。
水木氏はアラビア語であいさつした後、「私はサウジアラビアに来るために10年待ちました」と語った。ささきいさお氏がグレンダイザー、UFOロボ グレンダイザーのオープニング曲を歌うと、観衆は大好きなアニメシリーズに敬礼するかのように手を高く突き上げ、会場は熱狂に包まれた。
しかし、宝島の曲の演奏が始まり、サミー・クラーク氏のオペラ歌手のような声が観衆をジョン・シルバー、ジミーがいた子供時代へと戻すと、彼らはこの日最大の歓声を上げた。
グレンダイザーのバイクジャケットに身を包んだクラーク氏はとても感動し、観衆に「みなさんのおかげで世界が私のことをうらやましがるでしょう」と語った。
彼は、アラブ人が「日本の人たちの人生哲学」をもっと知ることはいいことで、「このように日本の人たちがアラブの私たちのことを知るのもいいことだ」と語った。
クラーク氏がグレンダイザーとアストロガンガーの曲を歌い終えると、水木氏とささき氏もステージ上に登場した。
3人はアストロガンガー、マジンガーZ、グレンダイザー、UFOロボ グレンダイザーの曲をアラビア語と日本語で一緒に歌い、相手の言語でも歌った。
水木氏は宝島のショーの最後に、クラーク氏にやさしいメッセージを贈った。「もしこうした曲を歌ってくれるサミーがいなかったら、私たちは君とこの場には立っていなかっただろう」サミー・クラーク氏は、サウジアラビアを訪れるのは5回目だとアラブニュースに語った。
「サウジアラビアの人たちは私の心のとても近いところにいます。ここの人たちはとても誠実、正直で、ここに来たらもっと触れ合いたいと思います」と彼は語る。
「ここでは受け入れてもらえるやさしさ、おもてなし、愛を感じます。そして私も彼らを愛しています」