フランクフルト: 昨年新型コロナウイルスの流行で中止になった日本文化を紹介するフェスティバルが、2年ぶりにフランクフルトで開催された。
「メイン祭り(Main Matsuri)」では、たこ焼きやアニメグッズなどの屋台が並び、ステージでは水墨画パフォーマンスや和楽器の演奏などが行われた。
「琴の音色がとてもきれいでした。いつか日本に行ってみたいです」と17歳の女性は語った。
主催者の在フランクフルト日本法人会によると、日曜日までの3日間のフェスティバルの無料チケット約15,000枚のほとんどが配布済みだという。
同法人会によると、チケット購入者の多くは、今月初めに閉幕した東京オリンピックを見て日本に興味を持ったという。
愛知県岡崎市の和太鼓奏者、フエキヨシヒコ氏(38歳)は、演奏に参加した地元の演者の、即興演奏のセンスの良さに驚いたという。
北海道石狩市出身のヨヨカさん(11歳)は、ダイナミックな太鼓の演奏を披露した。「10カ月ぶりのライブでした。拍手をもらえて嬉しかったです」と語った。
このイベントではマスクの着用と、新型コロナウイルスの予防接種証明書または陰性証明書の提示が義務付けられた。
時事通信社