
ジェッダ:ヨルダンのラーニア王妃は月曜日、ジェッダ・スーパードームで開催された第22回ビザット・アルリー(Bizat Al-Reeh)展のオープニングイベントに出席したとヨルダン通信社が報じた。
アディラ・ビント・アブドゥラー・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード王女の後援で開催されている6日間のイベントの収益は、王女が会長を務める在宅医療のための国立慈善財団に寄付される。
同財団のアビール・カバニ副会長はラーニア王妃を歓迎し、王妃の出席が本展の重要性を高め、今年の強力な国際的存在感に示されているように、その世界的な広がりを強調したと指摘した。
サウジアラビアのラマダンのお祝いの一環としてサウジアラビア文化省が主催するビザット・アルリー展には、15か国以上から少なくとも170人の地元や地域の参加者が集まる。
ヨルダン・リバー・デザインズは、今年のイベントで手作りのヘリテージアイテムを展示し、デビューを飾った。
その他、ホームアクセサリー、ジュエリー、食品、ファッションアイテムなどが展示されており、一連のアクティビティにより、訪問者は展示物や芸術作品をインタラクティブに見ることができる。
ラーニア王妃はまた、サウジ文化省によって2020年に設立された非営利団体であるディルイーヤ・ビエンナーレ財団がプロデュースしたジェッダのイスラム芸術ビエンナーレを訪問した。
同財団の最高経営責任者であるアヤ・アル・バクリー氏は、国際的な機関が制作した40点の作品や、二聖モスクの貴重な歴史的芸術品をいくつか取り上げた地元産の約200点の遺産品を含む300点以上の芸術作品を展示するギャラリーを女王に案内した。
メッカのカーバにちなんで「Awwal Bait(最初の家)」と題されたイスラム芸術ビエンナーレの第1回目では、世界中から集まった60名以上の著名・若手アーティストが出展し、少なくとも60点の新しいコミッション作品、280点のアーティファクト、15点の芸術作品が初展示される。
さらに、ヨルダン王室のラーニア王妃はウムラ(小巡礼)を行うためにメッカを訪れ、500人の女性からなるラマダン・ウムラ・ミッションの一環として、多くのヨルダン人女性のためにイフタール(ラマダン明けの食事)を開催した。