
Netflixは実写版『ONE PIECE』の公開からちょうど2週間を経て、新シーズンの制作を発表した。
配信プラットフォームのNetflixは、元TwitterのXにて、『ONE PIECE』の漫画原作者である尾田栄一郎氏が作中に登場する電伝虫に扮するひねりの効いた動画を公開し、新シーズンの制作を発表した。
「脚本が出来あがるまでまだまだ時間が掛かりますので、気長にお待ち下さい」、と尾田氏は述べた。
ATTN STRAW HAT CREW. ONE PIECE HAS BEEN RENEWED!!! pic.twitter.com/sNxgoQuzfw
— Netflix Geeked (@NetflixGeeked) September 14, 2023
『鋼の錬金術師』や『Death Note/デスノート』、『カウボーイビバップ』とは異なり、今回の『ONE PIECE』はNetflixによる漫画原作の実写化としては初の成功であり、公開から4日間で1,800万回以上視聴され、チャートのトップに立った。
史上最も売れた漫画である『ONE PIECE』は、作者の尾田氏が原案と作画を行っており、ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を追い求め、次の海賊王を目指すモンキー・D・ルフィと仲間たちの冒険物語だ。
これまで106巻が刊行されている『ONE PIECE』はアニメ化や複数回にわたるビデオゲーム化もされており、全世界の累計発行部数は61カ国で5億部を突破している。
Netflixは、7月下旬に実写化英語版の公式トレーラーを公開した。本編は8月31日に公開された。
本作は期待のメキシコ人俳優イニャキ・ゴドイがモンキー・D・ルフィを演じている。ゴドイはこれまで、『インパーフェクト』(2022)、『MexZombies』(2022)に出演している。その他、ロロノア・ゾロを新田真剣佑、ナミをエミリー・ラッド、サンジをタズ・スカイラー、ウソップをジェイコブ・ロメロが演じている。
公式トレーラーは、公開から8時間で150万回視聴された。
尾田氏は実写化に際し、Twitterでファンに対して特別メッセージを送っている。尾田氏は実写化に興奮していると語り、制作に大きく関わっていることを明かした。
「今ではこの制作チームとキャストたちが大好きですし、彼らがその頑張りに値する称賛を世界中のみなさんから受ける時が来るのが待ちきれません」と投稿した。
Here is the letter about the live aciton, from Eiichiro Oda to the world.#ONEPIECE#Netflix#実写のワンピ#ネトフリワンピ pic.twitter.com/d7rJFDn77D
— ONE PIECE スタッフ【公式】/ Official (@Eiichiro_Staff) July 22, 2023
『ONE PIECE』実写化にあたっては日本語吹き替えをアニメ版のキャストが担当し、田中真弓がモンキー・D・ルフィを、中井和哉がロロノア・ゾロを演じる。
NAKAMA! JAPANESE DUBS ARE NOW AVAILABLE! Who’s rewatching? 🙋♂️ pic.twitter.com/3vv3NMv6yo
— ONE PIECE(ワンピース) Netflix (@onepiecenetflix) September 2, 2023