リヤド:サウジアラビアの映画産業は、2018年に映画の上映を再開して以降、5億3,500万サウジアラビア・リヤル(1億4,260万ドル)の収益を上げていることが、視聴覚メディア一般委員会(GCAM)の発表で明らかとなった。
GCAMによると、サウジアラビアの映画産業は地域で最大の規模を誇り、21都市に7社以上の運営会社が存在する。
サウジアラビア国内で営業する映画館は69か所、座席数は64,000を超え、これまでに販売されたチケット総数は1000万枚以上となっている。
GCAMの集計によれば、最も多くの興行収入を記録した作品はアメリカのアクションドラマ映画「トップガン マーヴェリック」で、売り上げたチケットは120万枚以上、金額にして8,400万サウジアラビア・リヤルを稼ぎ出した。
サウジアラビアの映画産業は、2023年の第2四半期に28%の成長率を記録した。
映画製作に関わる商業登記は1,700を超え、前年同時期の1,300以上から増加したと、サウジアラビア商業省は報告している。