ニューデリー:インドの準政府系ファンドである国家投資インフラ基金(NIIF)と日本の国際協力銀行(JBIC)は4日、サステナビリティプロジェクトに投資する6億ドルのファンドを立ち上げた。
JBICがその51%を拠出し、残りをインドが拠出すると、インド政府は声明で述べた。
この日印ファンドは、再生可能エネルギー、eモビリティ、廃棄物管理などの分野における持続可能なプロジェクトへの投資を対象としていると、インド初の政府系ファンドとして2015年に立ち上げられたNIIFは声明で述べた。
JBICの林信光総裁は、「不安定な世界情勢やサプライチェーンの寸断といった問題」がある中で、日本とインドの企業間の協力を強化することも視野に入れていると述べた。
「日本企業は、生産拠点の移転先や投資先としてインド市場に参入することにますます関心を寄せている」と林総裁は付け加えた。
ロイター