ドバイ: 東京の旅行会社HISは、サウジ観光局(STA)と基本合意書(MoU)を交わし、サウジアラビアの観光振興を目指す。
この提携により、両国間のさまざまな交流の促進が期待される。日本はサウジへのEビザおよび到着時のビザ発行が可能な63か国の一つである。
MoUは「Visit Saudi」ブランドと観光地の全体的な認知度を高め、日本からの旅行者がサウジの観光地の豊かな文化と歴史を探訪するきっかけを作る。
さらに、VisitSaudiポータルの日本語版が公開され、日本からの観光客の情報源となる。
STAのアジア太平洋市場責任者のアルハサン・アルダバー氏は語る。「旅行業界の世界的リーダーであるHISと提携することは大きな喜びです。この提携は、日本やその他の国からの来訪者に向けたサウジの観光地としての魅力発信を強化し、世界の観光のハブになるという我が国のビジョンを支えるものとなるでしょう」
HIS社長の矢田氏は、提携についてこう述べた。「この提携はサウジアラビアと日本の観光面での協力を強化する重要な一歩となります。サウジ観光局とHISの協力関係は、認知度の向上、旅行商品の拡充、両国間の文化交流のさらなる拡大に資するものです」