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日本のデンソーがランサムウェア攻撃を受けたと見られる

トヨタ自動車のメインの部品製造業者であるデンソーが、ドイツのサイバー空間での不正アクセスを検知してその原因を調査していた。(デンソー)
トヨタ自動車のメインの部品製造業者であるデンソーが、ドイツのサイバー空間での不正アクセスを検知してその原因を調査していた。(デンソー)
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13 Mar 2022 10:03:03 GMT9
13 Mar 2022 10:03:03 GMT9

疑惑のサイバー犯罪集団が13日に声明を発表した。声明によると彼らはトヨタ自動車のメインの部品製造業者であるデンソーの機密情報を盗み、これからダークウェブ上にその情報を公開する予定であると、日本の公共放送 NHK が報じた。

パンドラと呼ばれるこのサイバー犯罪集団は157,000件以上の発注書、メール、図面など、1.4テラバイト相当のデータを盗んだと発表したことを、NHK が三井物産セキュアディレクション株式会社からの情報を引用する形で報じた。

デンソーの広報担当はロイターに対して、同社のグループ会社でありドイツで販売と製造を担うデンソー・オートモーティブ・ドイツランド有限会社が現地時間10日にランサムウェアを使った不正アクセスを受けたことを検知したと話した。

このデンソーの広報担当は NHK による報道を認めはしなかったものの、製造や事業活動は現時点で影響を受けていないと話した。

パンドラは企業のデータを暗号化するランサムウェアを使ってサイバー攻撃を行い、データを漏らさない代わりに金銭を要求するという疑いがかけられていると、NHK は報じた。

トヨタ自動車の部品製造業者の1つである企業が先月下旬にサイバー攻撃を受けて、日本最大の自動車メーカーであるトヨタの国内生産が丸一日停止する事態が3月1日に起きた。これにより約13,000 台の自動車生産が影響を受けた。

ロイター

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