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盗まれた純金茶わん発見=転売先の買い取り店で―警視庁

同日午後1時半ごろ、江東区内の店に重さ約380グラムの茶碗を約180万円で売却した。(警視庁)
同日午後1時半ごろ、江東区内の店に重さ約380グラムの茶碗を約180万円で売却した。(警視庁)
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16 Apr 2024 03:04:59 GMT9
16 Apr 2024 03:04:59 GMT9

日本橋高島屋(東京都中央区)の「大黄金展」の会場から純金製の抹茶茶わん(販売価格1040万6000円)が盗まれた事件で、警視庁捜査3課は15日、転売先の台東区内の古物買い取り店で茶わんを発見したと発表した。目立った傷などはないという。

同日午前に捜査員が押収し、大黄金展の主催会社社長が確認した。作者の刻印や重さが盗まれたものと一致した。

事件を巡っては、職業不詳堀江大容疑者(32)=江東区塩浜=が窃盗容疑で逮捕されている。

同課によると、堀江容疑者は11日午前11時40分ごろに茶わんを盗み、午後1時半ごろに江東区内の買い取り店でマイナンバーカードを示し、約180万円で売却した。茶わんは同日中に台東区内の店に転売されていた。 

同容疑者は容疑を認め、「茶わんが目に入り、取れそうだったので取った」と供述。当日、日本橋周辺を散策中に大黄金展の開催を知ったと説明している。

茶わんは金工作家、石川光一さん作で24金製、重さは約380グラムだった。アクリル製のカバーの中で展示されていたが、鍵やアラームは付いていなかった。

時事通信

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