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レッド・シー・グローバル社、高級ホテル開発のためリヤド銀行と5億2200万ドルの融資契約を締結

RSG社は、サウジアラビアを拠点とし同ホテル開発促進に注力する投資会社キングダム・ホールディングス社との合弁事業を支えるため、リヤド銀行と融資契約を締結したと発表した。提供
RSG社は、サウジアラビアを拠点とし同ホテル開発促進に注力する投資会社キングダム・ホールディングス社との合弁事業を支えるため、リヤド銀行と融資契約を締結したと発表した。提供
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12 Feb 2024 03:02:02 GMT9
12 Feb 2024 03:02:02 GMT9

アラブニュース

リヤド:レッド・シー・グローバル(RSG)社は、サウジアラビアのシュラ島にあるフォーシーズンズ・ホテルの開発を進めるため、20億サウジリヤル(5億2200万ドル)の融資契約を獲得した。

RSG社は、リヤド銀行との融資契約締結により、サウジアラビアを拠点とし同ホテルの開発促進に注力する投資会社キングダム・ホールディングス社との進行中の合弁事業を支えると発表した。

この高級ホテルは159室のユニットを有し、2025年初頭のオープンを予定している。

RSG社のジョン・パガーノ最高経営責任者(CEO)はこう話した。「サウジアラビア観光の可能性は本当に無限であり、当社最初の2つのホテルがオープンしたことで、我が社は世界の観光業界でのサウジアラビアの地位を確立させるべく先陣を切っています」。

同氏はこうも話す。「この契約は、同国とその国民、そしてRSG社に対する民間セクターの信頼を示すものです。リヤド銀行は、2021年の最初の借入金融取引以来、当社と共に歩んできており、今回もパートナーとなってくれたことを光栄に思います」。 

この取り組みは、多様な高級リゾート、住宅、チャンピオンシップ・ゴルフコースの新設を目指すレッド・シー・プロジェクトの初期段階に不可欠なものだ。さらに、118隻のヨットが停泊できるマリーナや、さまざまな小売店、飲食店、娯楽施設も建設される予定だ。

リヤド銀行のナディール・アル=コラヤ最高経営責任者(CEO)は、「RSG社には、我が国のビジョン2030を実現するという大きな責任感があり、それに加えて、責任ある再生可能な方法で開発を実現するという他に例のない野心的目標を掲げています」と述べた。 

「当行は最初に同社と出会った際、経営陣が提示したビジョンを信じました。そして昨年、RSG社が最初のお客様を迎えたとき、当行の信念は正しかったことが証明されました。世界で最も野心的なデベロッパーのひとつである同社を再びサポートできることを光栄に思います」と付け加えた。

この開発地では、2023年に最初の訪問客を受け入れ始め、紅海国際空港はすでに国内定期便を運航している。

2030年までに完全に完成する予定のシュラ島は、2025年に最初の訪問客を迎える予定だ。22の島と内陸部の6か所に、最大8000室のホテルと1000戸以上の住宅を提供する50のリゾートが建設される予定だ。

2023年10月に正式決定されたRSG社とキングダム・ホールディングス社との合弁事業には、両者が50%ずつのパートナーシップを結び、20億サウジリヤルが投資される。

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