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JERA、豪ガス田の権益取得=2100億円、LNG調達

生産開始は2026年ごろの予定。権益取得により最大で年間120万トンの液化天然ガス(LNG)を調達する。(JERA)
生産開始は2026年ごろの予定。権益取得により最大で年間120万トンの液化天然ガス(LNG)を調達する。(JERA)
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23 Feb 2024 11:02:17 GMT9
23 Feb 2024 11:02:17 GMT9

東京電力グループと中部電力が折半出資する発電会社、JERA(ジェラ、東京)は23日、オーストラリア北西部沖合で進む「スカボロー」ガス田開発プロジェクトの権益の15.1%を約14億米ドル(約2100億円)で取得すると発表した。生産開始は2026年ごろの予定。権益取得により最大で年間120万トンの液化天然ガス(LNG)を調達する。

JERAのLNG取扱量約3500万トンの約3.4%に相当する。

JERA子会社と豪エネルギー大手ウッドサイド・エナジー・グループとの間で契約を結んだ。権益取得とは別に、JERAは26年から10年間、ウッドサイドから年間約40万トンのLNGを購入する契約も締結した。 

燃料にLNGを用いる火力発電は、石炭火力に比べて二酸化炭素(CO2)排出量が少なく、気象条件で出力が変動する再生可能エネルギーの発電量を調整する役割が期待されている。JERAは「日本を含むアジアでは、まだLNGが必要だ」(担当者)として、調達網の多角化を進めていく方針だ。

時事通信

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