リヤド:サウジのギガ・プロジェクトNEOMの労働人口は、王国の野心的な5000億ドル都市が最も忙しい開発段階に入る2025年までに20万人を超える見通しだ。
労働人口の大幅な増加(現在の43%増)は、「ビジョン2030」構想の重要な節目であり、サウジ経済の再構築においてこのプロジェクトが極めて重要な役割を担っていることを明確に示している。
声明によると、サウジアラビア北西部に建設中のNEOMは、2日間の業界フォーラムに世界の大手建設会社100社以上を集めた。
ギガ・プロジェクトのナドミ・アル・ナスル最高経営責任者(CEO)は、このイベントで次のように述べた: 「これまでで最も多忙な開発段階に入り、NEOM全体の事業機会の規模は途方もないものになっています。NEOMのビジョンを達成するために、世界的に有名な請負業者と協力していきます」
参加者は、今後予定されている案件の計画や範囲について見識を深め、プロジェクト現場を見学して建設中の案件を直接目にすることができた。
また、このイベントでは1対1のミーティングも行われ、請負業者がそれぞれのサービスや能力をアピールする中で、具体的なビジネスの見通しについて深く話し合うことができた。
サウジアラビアの企業だけでなく、アジア、ヨーロッパ、北米、北アフリカの国際的な企業も参加したこの会合では、現場での現在の建設進捗状況を紹介する一方、NEOMの広範なプロジェクト・ポートフォリオが次の段階に移行していることを示す、今後の展開を強調した。
この声明では、同市のプロジェクトが新たな段階に移行するなか、世界でも有数の野心的な開発プロジェクトを実現するためには、一流の建設専門知識が不可欠であることが強調された。
さらに、こうした野心的なプロジェクトの中には、現在モジュール式フェーズで建設が進められている全長170kmの都市「ザ・ライン」があり、第1フェーズは2030年に住民を迎える予定であると述べた。
フォーラムではさらに、業界における技術革新の重要な役割が強調され、伝統的な建設方法では未来の都市におけるプロジェクトの規模と範囲を満たすには不十分であることが強調された。
さらに、ザ・ライン、スパイン、オキサゴン、トロヘナ、国際空港といった主要プロジェクトの建設における進展を含む、NEOM全体での現場での進展が示された。