
東京:日本の4人の詐欺被害者が、同意なしに有名人の画像を使用した詐欺的オンライン投資広告に騙されたとして、木曜日にフェイスブックを訴えた。
警察庁によると、日本ではフェイスブックや他のソーシャルメディア・チャンネルに投稿されたオンライン詐欺により、昨年278億円(1億7800万ドル)の損失が発生した。
弁護団によると、4人は神戸地方裁判所に、米グループ、メタ社が所有するフェイスブック・ジャパンに2300万円(14万8000ドル)の損害賠償を支払うよう求めて提訴した。
原告らは、フェイスブックに掲載された、日本の億万長者前澤友作氏のような裕福な有名人の画像を使用した、高い投資リターンを提供する広告の犠牲になったと述べている。
日本最大のオンライン衣料品小売業者の創業者である前澤氏は、イーロン・マスクのスペースXが運営する未来のミッションで月に行くためにお金を払ったことで国際的に有名になった。
彼のイメージはオンライン詐欺師によって許可なく使用されることが多く、ある典型的な広告ではこんなキャプションが使われている: 「1万円からスタート。4日間で130万円獲得」
前澤氏は以前から日本政府に行動を起こすよう求めており、米国の弁護士と協力してメタ社に対する訴訟を起こしているという。
日本の訴訟についてAFPに問い合わせたところ、メタ社からはすぐにコメントを得られなかった。
今回の広告では写真のみが使用されていたが、他の国では有名人の「ディープフェイク」動画を使って詐欺への投資を促す、より手の込んだ詐欺が確認されている。
AFP