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小林製薬、万博出展を辞退=協賛も、紅麹問題長期化で

同社は「関係各所による調査に全面的に協力するとともに、信頼回復に全力で取り組む」とのコメントを出した。(AFP)
同社は「関係各所による調査に全面的に協力するとともに、信頼回復に全力で取り組む」とのコメントを出した。(AFP)
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21 Jun 2024 04:06:09 GMT9
21 Jun 2024 04:06:09 GMT9

小林製薬は21日、2025年大阪・関西万博への出展を辞退すると発表した。紅麹(べにこうじ)を配合したサプリメントによる健康被害問題の解明が長引く中、出展は不適切だと判断した。協賛企業からも撤退する。

同社は「関係各所による調査に全面的に協力するとともに、信頼回復に全力で取り組む」とのコメントを出した。

小林製薬は、大阪府・市などが設ける「大阪ヘルスケアパビリオン」で、上位から2番目に当たる「プレミアムパートナー」(協賛金5億円以上10億円未満)として協賛、出展準備を進めてきた。ただ、紅麹問題を受け、4月には万博前イベントを辞退した。

出展辞退の発表を受け、吉村洋文大阪府知事は21日、記者団に対し、「残念だが、事案の対応に集中したいという話だったので、辞退の申し出を受けた。出展を予定していたゾーンには、他の企業が代替する」と語った。

紅麹問題を巡っては、健康被害の公表から3カ月が経過。毒性の強い「プベルル酸」など本来含まれていない成分が原料から検出されたものの、その発生経緯や明確な原因などは明らかになっていない。 

時事通信

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