
日本は来週、コロナウイルスの被害を受けた適格低所得国に債務救済を提供する国際通貨基金(IMF)信託への拠出を約束すると、財務省高官は水曜日、ロイター通信に伝えた。
麻生太郎財務大臣は来週、IMFと20か国の主要経済国の財務リーダーとの会合において、その他の寄与とともに、誓約を提出すると、この件についての直接の情報を持つ消息筋が匿名を条件に明かした。
公約金額を含む計画はまだ確定されていないと当局は語った。
IMFとG20の金融リーダーの会議は、コロナウイルスのパンデミックのため、電話会議にて開催される。
日本の拠出は、コロナウイルスのパンデミックによる打撃を和らげるために火曜日に発表された108兆円(9900億ドル)の刺激策の一部から賄われる。
IMFの大災害抑制・救済基金(CCRT)は、対象国にIMF債務返済のための救済助成金を提供する。この融資制度は、2014年のエボラ出血熱の発生時に特に効果的だったと、世界の金融機関は述べている。
IMFは資金提供者の支援を得て、CCRTの下で利用可能な資金を約2億ドルから10億ドルに増やすことを目指してる。
最も貧しく脆弱な加盟国に債務救済を提供するための信託を強化するための措置が最近講じられた。
ロイター