
リヤド:ドバイを拠点とするUAE企業が2015年から2023年の間に中国に投資した額は14億ドルで、貿易・経済関係の強化を反映している。
北京で開催されたドバイ・ビジネス・フォーラム・チャイナで、ドバイ商工会議所のモハマド・ルータ会頭兼CEOは、中東やそれ以外に進出する中国企業を支援するUAEのコミットメントを強調した。
国営通信WAMが報じたところによると、UAEと中国はテクノロジー、起業、観光、再生可能エネルギー、農業、物流など、さまざまな分野で協力している。
国連貿易データベースによると、UAEと中国の貿易関係は依然として強固であり、中国のUAEへの輸出総額は556億8000万ドルに達している。
「私たちは、ドバイでの事業立ち上げや地域・世界市場への進出を目指す中国企業の成長を支援していきます。ドバイ・ビジネス・フォーラム・チャイナは、目覚ましい成長を続けているドバイと中国の貿易と投資のレベルをさらに高めることに貢献すると確信しています」と、ルータ氏はイベントのオープニングスピーチで述べた。
ルータ氏はまた、ドバイへの中国の海外直接投資が過去8年間で54億ドルに達したことを明らかにした。ただし、年ごとの詳細な内訳は明らかにされなかった。
ドバイ商工会議所に登録された中国企業の数は、今年第2四半期末までに5,400社に上った。
「中国企業は従来、ドバイにおいて貿易、物流、ビジネスコンサルティングなどの分野に注力してきたが、現在では人工知能やグリーンテクノロジーなどの新興分野への関心が顕著に高まっている。こうした未来志向のセクターは、ドバイで大きな成長を遂げることが期待されています」とルータ氏は語った。
イベント期間中、ドバイ商工会議所は中国国際貿易促進委員会との間で、ドバイへの投資拡大を奨励する協定に調印した。
ドバイ商工会議所が主催したビジネスフォーラムには、中国の著名なビジネスリーダーや投資家800人が参加しました。
また、ドバイ商工会議所は、政府機関や民間企業を含むUAEの代表団メンバーと、中国の投資家やビジネスリーダーとの間で、一連の二者間会合を開催した。