モハメド・アル・キナニ

ジェッダ: サウジアラビアと韓国は、防衛協力を強化し、軍事力と長期的な産業発展を後押しするため、政府品質保証協定に署名した。

アブダビで2月18日に開催された国際防衛展示会・会議中に署名されたこの協定は、防衛と技術における両国の関係強化を強調するものだ。

サウジアラビアの軍事産業総局(GAMI)は、GAMI のアフマド・ビン・アブドルアジーズ・アル・オハリ長官と韓国のソク・ジョングン国防大臣の立ち会いのもと、韓国の国防調達計画庁と協定に署名した。

この契約は、相互の国益を重視し、それぞれの防衛産業を強化するための両国による継続的な努力の一環である。また、ベストプラクティスや専門知識の交換を含め、防衛製品やサービスの分野での協力拡大へのコミットメントを示すものでもある。

アル＝オハリ長官は自身のXアカウントへの投稿で次のように述べた： 「本日、サウジ・パビリオンの国際防衛展示会・会議参加の一環として、韓国のソク・ジョングン国防事業管理大臣閣下と会談し、2019年に韓国側と締結した基本協定に由来する政府品質保証分野での協力協定に署名した」
サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子の2019年の韓国訪問は、軍事買収、研究、技術に焦点を当てた防衛・産業パートナーシップの強化を目的としたMoUの締結につながった。

それ以来、サウジアラビアと韓国の防衛関係はいくつかの協定を通じて発展してきた。

2024年2月、両国の国防大臣はより緊密な協力関係について協議し、ワールド・ディフェンス・ショーでは武器研究開発のための共同委員会を設立するMoUに調印した。

これに続いて9月には、韓国のLIG Nex1がサウジアラビアに中距離地対空ミサイル・システムを供給することに合意し、32億ドルの取引が成立した。

IDEX2025の傍ら、アル・オハリ氏はトルコ・パビリオンも訪れ、トルコ防衛産業庁のハルク・ゴルグン長官と会談した。「我々は、軍事産業分野における両国間の協力と共同プログラムにおける最も重要な進展について話し合った」。とアル＝オハリ氏は別のXの投稿で述べた。

IDEX2025におけるサウジアラビアのパビリオンは、王国の防衛能力の高まりを強調し、現地で開発された技術を展示し、軍事・防衛・安全保障分野における投資機会を強調している。

このパビリオンは、サウジアラビアの持続可能性と軍事技術の進歩に対するコミットメントを強調するとともに、防衛分野における有能な国家専門家の役割を紹介している。